2015年 08月 12日

清水善行 展/須恵

8月22日(土)から「清水善行 展」を開催いたします。
写真は、清水さんの須恵(すえ)です。

須恵器(すえき)とは、青灰色の硬く焼きしまった焼きもの。
古墳時代の中頃に朝鮮半島から日本に伝わってきました。
それまでの日本の焼きものは、縄文土器や弥生土器など、紐状にした粘土を積み上げて形を作り、野焼きで焼くものでしたが、須恵器は轆轤(ろくろ)で成形し、窯で焼く、革新的な焼きものだったのです。

当時、須恵器の国内最大の生産地は、大阪南部の丘陵地帯でした。
今の堺市、和泉市、岸和田市、大阪狭山市にまたがる丘陵です。
この一帯に1000ヶ所ほどの窯があったと言われています。
平安時代までの約500年間、ここで須恵器が作られ続けました。

清水さんの作る須恵には、およそ1500年前に伝わってきた焼きものに対する畏敬と憧憬を感じます。
そして、焼きものに対するこうした向き合い方が清水さんの美学なのかもしれません。
会場で、実際に手に取って、清水さんの須恵をご覧いただきたいと思います。



須恵 鶴首
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須恵 注ぎ壺
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須恵 小壺
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「清水善行 展」
・会期    8月22日(土)〜8月30日(日)
・作家在廊日 8月22日(土)・23日(日)
・営業時間  12時〜18時
・イベント  8月25日(火)「コチカフェの出張カキ氷」
       清水さんの器を使ってコチカフェさんの
       美味しいカキ氷を召し上がっていただけます。
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by nara-uemachi | 2015-08-12 14:05 | うつわ・暮らしの道具


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